小学校時代のことが体に色濃く染み付いている
それは大切な思い出だったりトラウマだったりする
今でも忘れられなくて鮮明に蘇る記憶に、嬉しくなったり悲しくなったりを繰り返してもう何年だろう
思い出は美化される
悲しかった記憶は楽しかった記憶に埋もれていつしか見えなくなってしまう
でもそんな簡単に悲しい記憶を忘れてしまいたくないと思うのです
いつまでもぬるい悲しみに浸かっていられるくらいのほうがいい、
せっかくついた傷はずっと傷のままであるべきなのです
原型をとどめないくらいに修正して悲しさを紛らわせることは
きっと自分の思い出を汚してしまっている
だからあの時悲しかったことは今でも悲しくて
思い出しては死んでしまいたくて
でも思い出さずにはいられない
いつまでもいつまでも
それに囚われ続けるんだろうな
いつまでも